【全体方針】

事業計画書より抜粋

【開業の目的・動機】

障害を持つ息子が社会の経済活動をになう一員となれるよう、本人が製作工程にたずさわった作品を販売したいという願いが開業の原点。

本人が得意とする「紙ちぎり」「ビニールはがし」などの作業を活かし、他の多くの方と分業することで「喜ばれる作品」づくりにつなげたい。

 

【取扱いの商品・サービス】

牛乳パックを再利用し、ハガキ大~B5サイズの再生紙を製作。そこにデザイン版画を印刷し、絵葉書用または額装した絵画として販売。主にインターネット経由での注文販売と、イベント等での店頭販売を行う紙すき・版画製作の個人事業所として開業。(2017年6月9日届出済)

『作業室』で紙すきと版画印刷を行い、その作品の販売促進のために『運動室』と『会議室』が併置されている会員制施設を運営。

 

【セールスポイントや優位性】

福祉作業所的な工房を作るにあたって、製作の場と販売の場、宣伝の場の空間が、障害のある人やその家族、それ以外の人々の交流の場所になることを望んでいる。認可施設ではなく、自由な空間を低価格で提供することを目標にしている。製作の場が『作業室』で紙漉き。原版作成は美術系の仕事をしている複数のアーティストに依頼し、のちのちは障害者アートも取り扱う予定。それらの作品を展示して見てもらったり、交流したりするために会議室・運動室を併置する。また、秋川渓谷にある立地を生かし、川遊び・バーベキューの休憩所や道具貸出しを行なう「川の家」としての利用促進も図る。(会員や知り合い限定)

 

【版画の予定規格】

サイズは当面は製作済みのはがきサイズとB5サイズ。はがきは官製はがきと同じ規格条件をクリアできなかったため(はがきとして使用すると定形外)将来的にはB5サイズのみに移行予定。

 

工房の版を重ねて刷る技術が高くないため、SURIMACCAを使ってのシルクスクリーン印刷の単色1版で1作品を刷るようにしたい(1つの版木に1色)。2版以上の場合、多少ずれが許されるデザインなら可能。作品性優先で応相談。

https://techable.jp/archives/35099

 

 

【計画変更点】2020.3

 

シルクスクリーン印刷の『スリマッカ』に製版を依頼し、XSサイズ80×80㎜または80×200㎜)の版かSサイズ(200×200mm)の版を使って、B5サイズの牛乳パック再生紙に中丸工房が印刷する。版を作るための作品原稿(黒1色)をデータか紙原稿でいただき、(色指定はこの時に伺い、工房で試験印刷)、製版依頼から先の作業をこちらで行う。『120メッシュ』で『スリマッカ純正水性インク』を使用。2版重ねの場合は1色につき1版で2版を作成。印刷する紙はB5のため位置指定などを試作段階で相談。版のつくり方は右記URL参照。https://surimacca.com/howtogenko.html(以下に一部を転載)

 

データの場合…ファイル形式はai/psd/pdf/jpg、原寸サイズで原稿を作成し、テキストデータはアウトライン化。製版・印刷がうまくできないことがあるので濃淡はつけずに、ハッキリとした黒色で作成。

 

紙原稿の場合…必ず白い紙に描く。消しゴムで消え残した鉛筆の跡を読み取ってしまう場合があるので注意。鉛筆などの薄い線はうまく製版・印刷できないことがあるため、マジックくらいハッキリとした黒色で作成。

 

原版作成の際には、ぜひ作品デザインにサイン(雅号・落款印等)を入れてください。印刷サイズは当面B5サイズの再生紙に一回り小さいサイズで印刷した絵画作品とします。将来的には布袋・Tシャツへの印刷などデザインの2次使用も検討したい。

 

 

 

【現在までの職歴・事業実績】

教育関係(教諭・講師・介助員等)昭和63年4月~約35年間

うち、特別支援学級での講師・介助員歴が約8年間

小学校1級普通免許状(図画工作ふくむ)所有

紙すき・版画印刷の技術はこの事業の中で試行錯誤しながら習得予定。
中丸工房として、秋川流域花火大会に出展(2022年11月19日)

 

原画制作や作品代理販売を検討してくださり、詳しい事業計画書(販売先・仕入れ先・収支計画・契約内容など)が必要な際は「お問い合わせ」からご連絡ください。

その他のお知らせ

バリアフリーに関しては、すべてのドアが70cm幅程度…建て直さない限り実現しないので今はあきらめました…。

が、西側の入り口から耐荷重300kgの簡易スロープで、20cmの段を昇り降りできます。
タイヤを気持ち拭いていただければ、室内で自由に車いすに乗っていただけますが、床が危険な場所があったり、そもそも動き回れるスペースがないことをお許しください。申し訳ありません。
<(_ _)>
 
駐車場は3台確実にとめられます。一緒に出入りするなら徒歩コースをふさぐ形でさらにプラス3台縦列でとめられます。それ以上は近隣の青い沢戸橋向こうの私市駐車場一日貸し500円になります。またこの並びの坂本屋が一番近い自動販売機で、平坦な100mくらいの道のりです。食料・飲み物の持ち込みは自由ですので(ゴミは特別な場合をのぞいて持ち帰りください)近隣のコンビニ等で買ってからお越しください。
 
築50年超で外壁がはがれたりしていますが、建物オーナーである義父&妻いわく「耐震性は問題なし」だそうです。当時、今でいう積水ハウス的な工法で建てたこと、小さい部屋がたくさんあり柱の数が多いこと、瓦ではなくトタンなので屋根が落ちにくく、もし落ちても被害が小さい…とのことでした。また、分電盤に感震装置を搭載して大震災時の出火を予防しました。
 
AEDは走って5分以内の「黒茶屋」さんにあります。工房にクーラーはないのですが、土壁のおかげか川の風のおかげか意外に涼しいです。(真夏日をのぞく)